いよいよ分解
2005/12/28にナナカンパニーさんでタケガワスーパーヘッドボアアップキットを組んでいただきました。50ccの走行距離は2407キロまで。
オイルフィルタも交換
新車で買って一度も交換してないフィルターを交換してもらいました。
ドンドンばらされ
"ドリームの達人"さん(左)が駆けつけてくださり
すっからかん
さすがにこの状態は、軽い!
キャブのフロート
エンジンばらす間にキャブ分解したら、鉄粉でフロートまっちゃッ茶。ドレンの穴も詰まってました。タンクのさび取れないもんですかねぇ。
ドンドン分解
頭のでかいドリームのエンジン、置いたときのバランス悪いです。エイプ系シングルカムと違って置いただけでは倒れますw
純正との比較
穴でかっ
バルブがジカで見えます。マヂで。
バルブでかっ
バルブ径のみならず、挟み角も違います。でもヘッドそのものは恐らく純正流用。切削加工から純正とちがうのね〜
ピストンでかっ
山とんがりまくりっ
穴・・・
ボアは40ミリから53.5ミリへ。実はXR100やエイプ100のボアより0.5ミリでかいだけ。スリーブの肉厚もタップリ純正級。丁度あったカブ用88ccボアアップシリンダーよりすべてが余裕サイズでした。ピストンリングは恐らくXR100オーバーサイズピストン用?純正パーツナンバー付いていました(現行欠番)。
ちょっとピンチ
(分かりにくいけど…)
なんとインマニ取り付けボルト穴が内側に少しずつずれていました。でも少しなので水のさんがやすりで削ってくれました・・・。タケガワは専用ミクニキャブを買えというのか…。1ミリもない差なのに。
組みあがっていく
バイクセブンから来て下さった"ドリームの達人"、鼻歌交じりにサクサク組んでいかれる。でも唯一手間取った部分はセラシギアの取り外し/取り付け。チェーンテンショナーのギア版といった部品。これが無いとかなーり五月蝿いらしいので絶対取り付け。プロでもin/ex両方で1時間ほどかかったのだから、一人でやらなくて良かった…。
ある程度組んでクランクを数回まわして…出来の悪いキットだとこれがスムースに回らないらしいのですが、これは綺麗に回りました。すごくひどいのはシリンダーが楕円になってたりするらしくて…安すぎるキットはやーばいとこのとです。純正のシリンダーをボーリングとかのなら、元の穴があるので大丈夫とのこと。
無事組みあがり
車体に乗せてガソリンをちょこっと入れてキャブセッティング。手持ちのジェットがメイン110までしかなかったのだが、なんとか110でOKに。パイロットジェットは、純正(PC09キャブ)で38番なのに、なんと35番がついていました。どおりで今までアイドリング悪かったり低回転パワー無かったりしたわけだ。ただし、エアクリーナーは流石にノーマルのままではいかず。車体右側のフタを外してしまってセッティングが合うので、外してかえることに。パワーフィルターなどを使うより、純正改のが案外いいらしいのでふたをなんとか加工して使うつもり。
無事完成
半日(約5時間)で無理言ってやっていただきました。排気量UPは低回転からパワーが出るようになって、圧倒的に乗りやすく速くなりました。とりあえずフルスロットルは控えて慣らし中ですが。
今回はクラッチ、オイルポンプの交換は無しでした。クラッチは滑ったら考えますが、滑ってないのでよしとします。オイルポンプは、エイプ100のと同じものがドリームには付いているらしいので、大丈夫でしょう?
オイルクーラーは、暖かくなってから考えます・・・

10℃前後の気温で70km/h流して走って油温100度安定となり、強化ポンプとともにオイルクーラーつけました。

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